第8回「いっしょに読もう!新聞コンクール」表彰式を開催

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 第8回「いっしょに読もう!新聞コンクール」の表彰式を昨年12月9日、横浜市のニュースパーク(新聞博物館)で開催しました。小・中・高校(高専)各部門の最優秀賞とHAPPY NEWS賞の受賞者に賞状と盾を贈賞しました。優秀学校賞15校(小・中・高各5校)の代表校として、足立区立花畑小学校の担当者を招いて贈賞しました。最優秀賞とHAPPY NEWS賞の受賞者は、それぞれが選んだ記事を執筆した記者らと懇談しました。

 表彰式では、新聞協会NIE委員会の南砂委員長(読売東京)があいさつ。「新聞を通して学校や家庭で学んだことが社会につながり、生きる力となったのならうれしい」と述べました。小原友行審査委員長(前日本NIE学会長、広島大学大学院教授)は「受賞者のみなさんの作品には、『平和』や『輝く』といった何らかのキーワードがある。キーワードを持つことは、AIにはできないことだ。これからも自分の中のキーワードを追い求め、すばらしい人生を送ってほしい」と祝辞を述べました。

 中学生部門で最優秀賞を受賞した東京都の中山桜さん(跡見学園中学校2年)は、ダウン症の人の9割以上が「毎日幸せ」と感じているという意識調査結果を伝える記事を読み、感想文を執筆。記事を書いた朝日新聞東京本社の岡崎明子特別報道部記者と対談しました。式には記事に登場した加藤錦さんと、母の美代子さんも出席、中山さんとの対話が実現しました。対話の感想を聞かれた美代子さんは「中山さんが、障害者を別世界の人と捉えず、今を生きる仲間と感じてくれていてうれしい。記事の力、若者の力を感じた」と話されました。

 小学生部門・最優秀賞の新井美結さん、高校生部門・最優秀賞の芦川琴乃さん、HAPPY NEWS賞の岩田凜咲さんの表彰、記者との対談の様子など表彰式の詳細は、18年1月15日付発行の「NIEニュース」第90号で紹介していますのでご覧ください(http://nie.jp/publication/pdf/ver_90.pdf)。

 第8回コンクールの優秀賞以上の作品はこちら(http://nie.jp/month/contest_newspaper/2017/)からお読みいただけます。