第7回「いっしょに読もう!新聞コンクール」表彰式を開催

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表彰式に出席した受賞者ら全員で

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連載の執筆者、担当者と鼎談する森さん

 第7回「いっしょに読もう!新聞コンクール」の表彰式を12月10日、横浜市のニュースパーク(新聞博物館)で開催しました。小・中・高校(高専)各部門の最優秀賞とHAPPY NEWS賞の受賞者に賞状と盾を贈賞しました。優秀学校賞15校(小・中・高各5校)の代表校として、熊本県立大津高等学校校長を招待。最優秀賞とHAPPY NEWS賞の受賞者は、それぞれが選んだ記事を執筆した記者らと懇談しました。表彰式終了後、ニュースパークを見学しました。

 表彰式では、新聞協会NIE委員会の小島明日奈委員長(毎日東京)があいさつ。「記事と真剣に向き合ってくれ、新聞の作り手としてうれしい」と述べました。小原友行審査委員長(前日本NIE学会長、広島大学大学院教授)は「どの受賞作品にも希望があった。記事から希望を見つけ、大きな物語として編んでいける人生を歩んでほしい」と述べました。

 高校生部門で最優秀賞を受賞した愛知県の森亜理朱さん(椙山女学園高等学校)は、南山大学の佐藤啓介准教授による連載「死者をどう記憶するか」を読み、感想文を執筆。昨年母を亡くした経験と重ね父と話し合い、母の残した言葉を今後の人生に生かすことを誓った作品は、参加者の心を打ちました。「死者はこの世界からいなくなったのでなく、さまざまな痕跡を残してくれた存在だと気付いた」と森さん。対談した佐藤准教授は「喜びも悲しみも経験した死者を尊敬し、大切にしてほしい」と話しました。

 小学生部門・最優秀賞の須藤貴海さん、中学生部門・最優秀賞の窪田絢水さん、HAPPY NEWS賞の阿部瑞希さんの表彰、記者との対談の様子など表彰式の詳細は、17年1月15日付発行の「NIEニュース」第86号で紹介します。お楽しみに!

 表彰式の様子は、当協会の機関紙「新聞協会報」でも取り上げていますのでご覧ください(http://www.pressnet.or.jp/news/headline/161210_10562.html)。

 第7回コンクールの優秀賞以上の作品はこちら(http://nie.jp/month/contest_newspaper/2016/)からお読みいただけます。