NIEの推進――「やってみよう」の姿勢を確認 四国ブロック会議

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 2025年10月18日(土)、四国ブロックNIE アドバイザー・NIE推進協議会事務局長会議を徳島市の徳島新聞社で開催した。四国四県よりNIE アドバイザー10名が参加したほか、各県のNIE推進協議会事務局、日本新聞協会からも8名が出席した。

 まず、各県の推進協議会の取り組みと課題、展望について、事務局長より報告があった。

 次に関口修司NIEコーディネーターによる「NIE ワークショップの持ち方~新聞の面白さを伝えるためのヒントと方策」と題した基調提言後、グループに分かれ、ワークショップを実施。2日分の新聞の中から気になった記事を探し、台紙に貼り、それをもとにグループ内でショートプレゼン交流を行った。グループ内ではさまざまな記事が紹介され、各アドバイザーの個性の光るショートプレゼン交流となった。

 最後にまとめとして関口コーディネーターよりNIEにおける学校現場の解決策を提示していただいた。NIEを進めるにあたり、学校現場では「どうやればいいか分からない」という意見が圧倒的に多いのが現状である。解決策を分かりやすく説明してくださり、まずは「やってみよう」と取り組む姿勢こそが大切だと実感した時間であった。

 各アドバイザーは、有意義な時間を各県に持ち帰り、より進化したNIEを次回開催予定の高知県で報告することを約束し、徳島の地を後にした。

岩浅 牧(阿南市立羽ノ浦中学校教諭/日本新聞協会NIEアドバイザー)(2025年11月25日)