各県の取り組みや課題について意見交換 北信越ブロック会議

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 「北信越ブロックNIEアドバイザー・NIE推進協議会事務局会議」(日本新聞協会主催)が、7月2日(火)信濃毎日新聞社(長野市)にて、開催された。
 NIEアドバイザーら25人が参加し、各県の取り組みや課題について意見を交わした。各県協議会による活動報告では、NIE研究指定校の授業は担当教員の理解で続いているという協議会から、「学校の財産として続けてもらいたい」との発言があったほか、若い教員の中には新聞になじみがない人もいる現状から「新聞の重要性を伝えていく必要がある」との意見が挙がった。
 今回の会議に合わせ、長野県NIEアドバイザーの西澤繁樹教諭(長野市立山王小学校)の公開授業を参観。小学校6年生社会科の台風19号災害の復興と政治のかかわりを考える授業で、新聞記事の活用方法や、データベースからの記事検索の仕方を学んだ。
 討議や公開授業を受け、関口修司コーディネーターから最後に、「NIEのための社会科ではなく、社会科のためのNIE」として考えることの大切さ、地域の防災計画、願い、取り組みを自分事としてとらえるための新聞記事の効果的な活用が重要であり、デジタルとアナログのミックスで取り組んでいけるとよいとの助言があった。
 学校現場では教科書にある「新聞を作ろう」「新聞を読もう」という単元から表現方法としての「新聞づくり」を行っていくことが多い。一方、授業に新聞を用いる場合、記事の検索などに時間を費やすことができないというのが現状である。データベースなどの活用、地道な日常の実践を大切にしていく必要性を感じた。

西沢 博美(松本市立鎌田小学校教諭/日本新聞協会NIEアドバイザー)(2024年7月17日)