第2回「NIE推し記事コンクール」の入賞者決まる 兵庫県NIE推進協

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 兵庫県NIE推進協議会が募集した第2回「NIE『わたしの推し記事』コンクール」の入賞者が決まった。県内外の小中高校の児童・生徒から1403編の応募があり、最優秀賞に、西宮市立浜脇中学校2年の白石里桜さんと、兵庫県立明石南高校2年の飯貝仁美さんの作品が選ばれた。
 新聞からそれぞれの「推し記事」を選んでもらい、紹介・感想文を書いてもらおうと同協議会が企画した。
 応募総数1403編の内訳は、小学校=2編(2校)▽中学校=494編(9校)▽高校=907編(6校)。最優秀賞の白石さんは「親ガチャの哲学」を刊行した哲学研究家のインタビュー記事から、「親ガチャ」という言葉は「自身が努力しないための逃げ道」と気づいた。また、飯貝さんは、京都アニメーション放火殺人事件の記事から、被告に心から信頼できる人がいなかったのが事件の一因として、周りの人の優しさを感じる社会になってほしいとの願いを寄せた(推し記事は、ともに朝日新聞から)。いずれも自身が感じた考えの深まりを、ほかの人にも伝えたいとの熱意にあふれていた。
 最優秀の作品や、そのほかの入賞者はこちら。
 http://www8.kobe-np.co.jp/nie/hyogo/2024/07/nie-1206.html

三好 正文(兵庫県NIE推進協議会事務局長)(2024年7月1日)