北海道・東北ブロックNIEアドバイザー・NIE推進協議会事務局長会議報告

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 2019年度の北海道・東北ブロックNIEアドバイザー・NIE推進協議会事務局長会議が9月14日、東奥日報社で開かれ、28人が参加しました。

1.開会あいさつと基調提言

 青森県のNIEアドバイザー・三浦博英氏、東奥日報社販売局長田中徹氏、東奥日報社販売局顧問・齋藤徹氏より開会あいさつと歓迎あいさつの言葉がありました。県ごとの違いを共有することで、新しい刺激を受け、各県へもち帰ること、活字文化の発展と新聞の役割について考え教育に生かすという私たちの任務を再確認しました。

 基調提言では、「全国学力・学習状況調査とNIE」について日本新聞協会NIEコーディネーター・関口修司氏より以下の内容の話を聞きました。

・全国学力・学習状況調査の問題分析と考察より、求められる資質・能力をNIEで育成するためにできること。

1子供が、日常から新聞を読みコメントを書く生活習慣を定着させる(NIEタイム等)

2教師が、日常から通常の授業で新聞記事とつなげる問いやまとめなどの働きかけをする

3学校が、教師や子供が日常から複数紙を目にする環境を作る(NIEコーナー、学校図書館等)

・新聞閲読習慣と全国学力・学習状況調査平均正答率の関係について

・算数・数学の学力も新聞を読むことで育つ

1資料の読み取りや解釈する力を育む必要がある。非連続型テキストの読解力である。

2自分の考えを、理由を挙げて文章で説明する力を育む必要がある。

3日常的に新聞を読み、見出しを手掛かりに、記事の文章とともに写真やグラフを総合的に読み解く習慣を身に付けておくとよい。

(基調提言の資料より抜粋)

2.推進協議会の取り組みと交流

(1)各道県推進協議会の取り組みと課題

 北海道 NIEセミナー(公開授業と実践報告)、NIE月間、大学との連携

 青森県 県NIE研究会(公開授業、実践発表、ワークショップ、講演)

 岩手県 NIEセミナー、NIE実践交流学習会、県教委「学校における新聞活用推進事業」

 宮城県 地区研修会、研究大会(公開授業、講演)、実践発表会、土曜しんぶんカフェ

 秋田県 県NIE研究会、NIE学習会(ワークショップ、実践発表、実践上の悩み相談)

 山形県 NIE実践経験校のフォローアップ、県NIEセミナー、県NIE懇談会

 福島県 NIEシンポジウム(県NIE推進協議会と県教育庁義務教育課の共催)

(2)意見交換(テーマ例:教科横断的なNIE実践のために、NIEのカリキュラムマネジメント、社会に開かれた教育課程とNIE)

・学校司書の役割を生かしましょう。

・アドバイザーから教員へ、NIEのよさを伝えることで、NIEを実践できる教員を増やしましょう。教員が新聞を読むようになると、教材の扱い方がうまくなります。

・新聞のタイムリーさ、リアリティーという特性を生かしたいものです。

赤川 美和子(秋田県横手市立十文字第一小学校教諭/NIEアドバイザー)(10月10日)