兵庫県NIE推進協議会・中学校NIE公開授業報告①
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模造紙に共感や疑問などの「つぶやき」を書き込む生徒たち
NIE活動の一環として、興味のある新聞記事を持ち寄り、感想や意見を出し合って対話を深める国語の公開授業が9月13日、兵庫県尼崎市の大庄北中学校であり、3年生34人が参加した。
兵庫県NIE推進協議会による2019年度公開授業の第一弾で、尼崎市教委の「マイスター教員による公開授業研修講座」との共催。同校は18年度から日本新聞協会のNIE実践指定校に認定されている。
授業は、中嶋勝主幹教諭が担当し、新聞を通じてメディアリテラシーを学ぶ計7回の授業「情報を読み解く」のうち3回目として行われた。生徒は4人一組の班に分かれ、いじめ自殺やあおり運転、熱中症対策など、自分が気になった記事を口頭で紹介。記事を模造紙に貼り付け、余白に各自が共感や驚き、疑問などの「つぶやき」を書き込んだ。最後に、自分が選んだ記事に書かれた「つぶやき」を読み返し、あらためて考えを班内で発表した。
生徒の感想 橘花音さん「一人一人違う意見を持っていて、それをみんなで共有することは面白いし、とても大切だと思った」、佐野風菜さん「みんなの意見を聞いて自分が選んだ記事を深く考えることができた」、廣瀬幸喜さん「自分が選んだ記事の5W1Hなど内容を明確に伝えるのが勉強になった」
中嶋主幹教諭のリポートはこちら。
三好 正文(兵庫県NIE推進協議会事務局長)(2019年9月27日)