近畿ブロックNIEアドバイザー・NIE推進協議会事務局長会議報告

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2019年度の近畿ブロックNIEアドバイザー・NIE推進協議会事務局長会議が8月20日(火)、朝日新聞大阪本社で開催され、近畿2府4県などから20人が参加しました。各推進協議会の活動発表や意見交換等、教育現場で新聞活用を広げるための情報交換を行いました。

1 意見交換

<グループ1>

・図書館司書の研修でNIEが使われたり(大阪)、新聞記事をきっかけに応援歌を作るという音楽科での取り組みが紹介された。単に新聞を使って授業をするのではなく、目的を考えて記事選びをしないといけないのではないか。

・図書館で、はがき新聞を通して、おすすめ本を紹介する活動が行われている(京都)。

・新聞の有用性が広まっているにも関わらず、NIE実践がなかなか広がっていかない現状に対し、「良い情報は有料である」ことや、YahooやGoogleなどのネットニュースは新聞記事がないと成り立たないことをもっと訴えるべきだ。

<グループ2>

・福井県での実践指定校の選定方法ならびに、全県でNIEを広げていく取り組みが紹介された。

・NIE活動のレベルアップを行うため、実践のデータベース化と評価のルーブリックを現在作成している(奈良)。

・今後、高校の「総合的な探求の時間」においてNIE活動を取り入れていく可能性が見込まれるので、高校での取り組みが注目される。

<グループ3>

・児童生徒が新聞に親しむ以前に、若い先生たちが新聞を読まない、関心が薄い。若い先生たちを対象にした研修等が必要ではないか(新聞の記事の読み方では、どこにどうつながっているのかわからない、など)。

・子どもたちも社会に関心がない。スマホやタブレット等ネットで読める記事など、自分の興味あるもの以外に興味を持たない。新聞は社会全般いろいろなものが載っているので、広く興味関心をもって読んでもらいたい。

・子ども新聞の活用。高校でも読みやすく活用できる。

・図書館司書との連携、活用ができればいい。

・NIE活動をしたいが、新聞がない。販売店と学校とのつながりが必要。

2 まとめ

 最後に関口NIEコーディネーターが、「いろいろなNIEが今生まれつつある。今までのNIEの概念とちょっと変わってきている。私はそれでいいと思う。『0歳児から』とか、『高校生で子ども新聞を使う』などいろいろな使い方がある。いろいろなNIEを工夫していく時なのかと思う」と感想を述べました。

蓮尾 真一(兵庫県明石市立二見小学校主幹教諭/NIEアドバイザー)(9月6日)