新聞投書の読み比べ授業

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■採用された投書を読む

 読者の心に届く新聞投書について考える授業が6月13日、兵庫県姫路市本町の白鷺小中学校で開かれました。小学6年生34人が参加し、2018年、新聞の子ども向け投書コーナーに採用された同校児童の投書「犬のふんは飼い主が持ち帰るべき」と「小さなことでも毎日チェレンジすることが大切」を、8班に分かれて読み比べました。

 「新聞の投書を読み比べよう」=「東京書籍」小学6年国語=を学習するにあたって、実際に投書を読んだことのある児童が40%、投書をしたことがある児童が0%という実態の中で、いかに児童が探究心を持って授業に参加できるかを考えました。

 そこで、18年度の6年生が実際に投書し掲載された作品を活用することで、投書を身近に感じ、意欲的に投書の工夫を見つけようとすることができたと思います。

■意見を分類して黒板に貼る

 個人思考では見つけにくい児童も、グループで友だちの意見を聞くことで新しい考えを共有しました。色分けした黒板の表に、ホワイトボードに書いた意見を分類して貼ることで、「序論・本論・結論で構成する」「体験に基づいた意見を述べる」「予想される反対意見に対する反論を書く」などの大切な点を整理し、理解することができたようです=写真。

 さらに、投書先である神戸新聞社の記者から、「読者が『おやっ』『へぇ~』『なるほど』と思う意見を書くこと」や、投書を書く時のテーマの見つけ方も教えていただき、自分も投書したいという意欲を高める授業となりました。

吉田 裕美(姫路市立白鷺小中学校教諭/NIEアドバイザー)(8月6日)