修学旅行の事前学習で新聞活用

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 今年度、12年ぶりに6年生の担任を務めることができました。そして、先日は栃木県日光市への修学旅行に児童と出かけました。これまで、何度か修学旅行の引率に行くことはありましたが、今年は10年以上ぶりの宿泊的行事であり、学年主任としての役割もあったので、これまで以上の充実した行事となりました。

 修学旅行は児童にとってこれからの人生で忘れられない思い出になるはずです。人生の節目で修学旅行の出来事を思い出したり、旧友と当時の思い出を語り合ったりすることもあると思います。現在作成している卒業アルバムでも修学旅行のページは大きく扱われます。そんな大切な行事をしっかりと充実させたいと思い、以下のような取り組みを行いました。



 6学年はさまざまな行事で忙しいのですが、その合間を縫って児童と修学旅行で訪れる日光についての事前学習を行いました。調べ学習をしている時間があまり取れないので、活用したのが、日光を取り上げた新聞記事です。特に、世界遺産である日光東照宮について新聞記事をもとに情報収集を行いました。児童は記事を通して、どのような場所を見学したいかを明確にすることができました。

 また、新聞で取り上げられていた場所について、地図で調べ、日光の自然や、向かう途中の様子について知る活動を行いました。さらに算数の学習でも、新聞に出てきた日光の名所までの距離を調べたり、自分の足で歩いて行くとどのくらい時間がかかるかなどを調べたりして、関心を高めるようにしました。

 新聞を活用して事前に学習を行っておくことで、実際に現地に行った際にその学習が生きてくることを感じました。児童は自分が見学して知りたいことが明確になっているので、見学も充実していました。

菊池 健一(さいたま市立海老沼小学校教諭/NIEアドバイザー)(10月30日)