第23回ちーばNIE研修会報告

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 第23回ちーばNIE研修会が8月22日、千葉市中央区の千葉市生涯学習センターで開催されました。小中高の教員、特別支援学校や大学、教育委員会などから約30人が参加しました。

 実践発表は、小中高いずれも実践2年目の学校が行いました。いすみ市立東海小学校からは大髙純子先生が発表しました。2017年度は「よく考え、生き生きと表現する児童の育成~新聞を活用した授業づくり~」を研究主題とし、各学年の児童の発達段階に応じた新聞活用の取り組みを実践されました。例えば、3年生では日本新聞協会の「ハッピースクラップ帳」を活用し、自分の気になった記事や広告を集め、自分だけのスクラップ帳を作る実践、6年生では新聞記事についての意見文を読み、他校の児童と交流する実践など、幅広く多彩な取り組みが発表されました。

 山武市立蓮沼中学校からは千田賢弥先生が発表しました。蓮沼中学校のテーマは「社会事象に興味を持たせ、情報収集能力と活用能力の育成をめざすNIE活動」です。新聞が常に見られる環境づくりを行い、生徒が新聞を身近に感じる工夫をされたとのことでした。また全校生徒80人という小規模校の特色を生かし、校長先生をはじめ、全職員が生徒の取り上げた記事や、書き込んだ感想に対するコメントを記入したとのことです。今年度からは、昼の放送でのNIEの発表と、「平和」をテーマに切り抜き新聞を作成することを新たに取り組まれるそうです。

 千葉県立成田国際高等学校からは宮本修先生が「何もしない時間の提供」と題して発表しました。宮本先生は生徒が新聞を自由に閲覧できるように社会科教室に新聞閲覧コーナーを設置したそうです。時事問題に興味をもった生徒が新聞の読み比べに使用したそうです。実践は国際科の3年生の「政治・経済」で新聞を読む時間をとり、記事を読んでコメントや批評をする授業実践を発表されました。

 最後に神尾啓子NIEアドバイザーから盛岡で行われた全国大会の様子が報告されました。次回は11月開催を予定しています。

松井 初美(香取市立小見川中学校教諭/NIEアドバイザー)(9月5日)