九州ブロックNIEアドバイザー・NIE推進協議会事務局長会議報告

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 2018年度の九州ブロックNIEアドバイザー・NIE推進協議会事務局長会議が5月19日(土)、熊本市の熊本日日新聞社で開催され、九州各県から25人が参加。各推進協議会の活動発表や意見交流を行いました。

Ⅰ 推進協議会の取り組み

1 各県推進協議会の取り組みと課題

 教師が新聞社と協力するなどして作成したワークシートの活用(福岡県)、NIEセミナー・NIEフェア・実践報告会の三つの柱を中心とした運営(長崎県)、県内のエリアごとのアドバイザー設置(熊本県)、第2土曜日の午後に新聞社と協力した実践報告会実施(沖縄県)、全国大会終了後も継続するように、県立教育センターに新聞に関する講座設置への働きかけ(大分県)、推進協議会独自のホームページに「最新の新聞記事」のコーナー開設(宮崎県)などのアイデアがある一方、「NIEに対する管理職の理解不足」「幅広い校種や行政に働きかける必要性」などが課題として挙げられた。そのほか「NIEに取り組むことだけで手一杯になってしまい、NIEが子供の成長に役立つものだと周囲に伝えることが不十分である」「子供の声を反映する必要性」などが話題に上がった。

2 NIEの手法を知る、広めるために  日本新聞協会教育文化部NIE担当

(1)全国NIEアドバイザー会議(7月27日)の参加呼びかけ

(2)「新聞を使った授業、始めてみませんか?」(日本新聞協会NIEサイト)データベース活用を呼びかけ

(3)「新聞社のワークシート ご存じですか?」(日本新聞協会NIEサイト)各社のワークシートを紹介

(4)第5次学校図書館図書整備等5か年計画説明および「いっしょに読もう!新聞コンクール」紹介

Ⅱ 意見交換

1 基調提言 日本新聞協会 NIEコーディネーター 関口 修司氏

 関口NIEコーディネーターが、「教育課題とNIE」と題し、基調提言した。スマホの課題、子供が習得すべき三つの力(読解力、論理力、数学力)、NIEタイムの有効性などについて述べた。まとめとして組織化、日常化等について提案した。

2 意見交換

(1)意見交換 三つのグループに分かれ意見交換

(2)意見交換結果について発表

  ・家庭内で対話が減り、NIEを学校でやる意味がある。若い先生への働きかけが必要

  ・「子ども会議」を実施し、子供が新聞のよさを語ったことは、NIEを広めるために、効果があった

  ・NIEは、納得感をもてば広がる。研修会も内容を工夫し、人材を活用し、ときにはターゲットを絞ることが必要

(3)まとめ(関口NIEコーディネーター)

  ・NIEを広げるために、資質・能力をいかに育成し、子供を成長させるのかが大切

  ・アドバイザーも世代交代の時期である。若い人たちがNIEに取り組むように、まいた種を育ててほしい

  ・NIEを広め、定着するためには、NIEを通して、子供が変わったという事実を地域に伝え、

   よさを実感させることが大切

  ・大分県は、全国大会を成功させるためだけではなく、継続するためのNIEを考えていた。

   九州各県も共通理解を図り、子供の成長のためのNIEを進めていってほしい

3 次回開催地について  2020年(平成32年)福岡県で開催

書川 欣也(熊本市立黒髪小学校校長/NIEアドバイザー)(6月19日)