新聞を活用した教育実践データベース
出前講座から新聞作り・発表へ
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別海町立上西春別中学校(べつかいちょうりつかみにししゅんべつちゅうがっこう) |
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実施年度 |
2023年度 |
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教科、科目、領域 |
中学校: 総合学習 |
学年 | 中学 1年 、2年 、3年 |
使用教科書発行会社 | その他 |
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特集○○新聞! |
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・情報の収集や選択・活用・発信の方法や生活と地域・社会との相互のつながりを理解する。 ・目的に応じた効果的な伝え方や、情報の選択や発信の仕方について考え行動できる。 |
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1.オリエンテーション、課題設定、新聞の価値、特徴、構成や読み方(出前講座)
2.新聞の構成調査、記事の書き方(出前講座)
3.まわし読み新聞の作成
4.信頼される紙面づくり(出前講座)
5.企画会議
6.特集新聞作成
7.発表・振り返り
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(1)新聞記者の仕事 |
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・1人1部ずつ配布される新聞配布日を基準に日程を設定した。 |
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・読者に読んでもらうための見出しをどう書くかの工夫や、5W1Hで新聞は書かれていて、取材する時はどのように深く聞くかなど、新聞を作るうえで大事なことが今回の授業で分かった。
・新聞の記事の内容に合った見出しや、一番大切なことを全面に書き出すことで、読者にどのような情報を得て欲しいかを考えて、記事を書くことが大切だと思った。
・新聞が情報入手の手段としてとても信頼されている理由が分かった。
・新聞を読むことは、キャリア教育における自己理解につながるものであり、キャリア教育における基礎的・汎用的能力の育成において、まわし読み新聞の活動も効果的であると考える。
・新聞を教材とした探究的な学習を構想してNIE活動を行ったことにより、資質・能力の育成のためのNIE活動という意識を持つことができた。
・3か年の系統性を持たせた単元へと改善する必要がある。
・単元のゴールとして設定した新聞作成は資質・能力の育成にあたり、効果的であったか検証する必要がある。
・各学年が組織的に本単元を実践する体制を整える必要がある。その際、成果で述べたような、コンピテンシーベースの探究的な学習となることが肝要だと考える。
実践者名:別海町立上西春別中学校 主幹教諭 早瀬 香織