新聞を活用した教育実践データベース

新聞から衆議院議員選挙を考えよう

周南市立鼓南中学校(しゅうなんしりつこなんちゅうがっこう)

実施年度

2021年度

教科、科目、領域

中学校: 公民
学年 中学 3年
使用教科書発行会社 東京書籍
政党の役割
新聞を通じて、政党の果たす役割を学ぶ。
新聞から、政党や候補者の公約や選挙後の政党の役割を読み取る。
新聞活用学習

(1)政治と民主主義
(2)選挙の意義と仕組み
(3)政党の役割<本時1時間>
(4)マスメディアと世論
(5)選挙の課題と私たちの政治参加

2021年⒒月4日

(1)新聞から、衆議院議員選挙の各党と山口県選出候補者の公約を調べ、発表する
(2)選挙結果を新聞で確かめる
(3)与党、野党、連立政権など、新聞から拾い、政権を取った与党の役割、野党の役割について考え、発表する

・選挙公示後の新聞、党の公約等が出ている新聞、選挙結果の新聞を用意
・政党、候補者の善し悪しには触れないようにする

「選挙はまだまだ遠いことと思っていたが、公約などを見てみると、生活に関係した身近なこともたくさんあり、自分たちも真剣に考えなければならないと思った」「政治について難しいことばかりだが、将来、きちんと考えなければいけないと思った」「教科書に出てくる与党や野党の意味がよくわかった」「政治は難しいと感じた」

公約を読んでみることは、生徒にとって難しいことであったが、一生懸命取り組み、選挙の意義や政党の役割について少しでも理解できたように感じられる。また、発表させることで、相互理解が深まった。しかし、難しすぎると考える生徒もおり、興味をもって、より身近に感じさせる手立てが必要だと感じた。1時間で行うには内容が多すぎた。

実践者名:周南市立鼓南中学校 柳井清和