新聞を活用した教育実践データベース

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兵庫県立神戸鈴蘭台高等学校(ひょうごけんりつこうべすずらんだいこうとうがっこう)

実施年度

2020年度

教科、科目、領域

高校(高等専門学校を含む): 総合学習
学年 高校(高等専門学校を含む) 2年
使用教科書発行会社 その他
総合的な探究の時間
「話す力」「考える力」「表現する力」を養う
新聞制作学習

(1)事前学習(約5時間)
(2)実践(約7時間)
(3)新聞づくり(約4時間)

年間の概略

(1)事前学習
インタビューの方法や見出しの付け方、記事の書き方を学ぶ。
生徒同士でインタビューの練習をする。
(2)実践
神戸で活躍されている社長や神戸市役所の方に来校いただき実際にインタビューする。
(3)新聞づくり
インタビューした内容を記事にし、壁新聞を作成する。
(4)発表
実践内容を学内の成果発表会で発表する。

班ごとに適切なアドバイスをする。

・この1年間で人との会話、コミュニケーションがどれだけ大切かを学ぶことができた。少しずつ取材インタビューの経験を重ねていくにつれて、緊張することなくインタビューをすることができ、とても面白かった。
・ここで得られた文章の書き方などの経験を進路などで生かしていきたいと思います。
など、苦労もしたようだが、概ね好評であった。

【成果】
実際にインタビューをしたとき、始めのころはどのように聞いたら良いのか、また、質問したところから話を広げることができず、言葉に詰まる場面も多々見られたが、回数を経るごとにどんどんインタビュー活動が上手になっていくのを感じた。
【課題】
社会の基礎知識や語彙が圧倒的に少ない生徒が多く、質問以前に社会のことを教える必要性を痛感した。
今後も社会的常識や語彙など、新聞等を通して学ぶことができたらと思う。

実践者名:兵庫県立神戸鈴蘭台高等学校 丸尾志津