新聞を活用した教育実践データベース

もっと身近に新聞を 初心者向け

登別市立富岸小学校(のぼりべつしりつとんけししょうがっこう)

実施年度

2020年度

教科、科目、領域

小学校: 国語 、社会 、総合学習
学年 小学 4年 、5年 、6年
使用教科書発行会社 光村図書
新聞を読んで考えを交流しよう
新聞を読んで自分の感想・意見の表明をすることに加え、周囲の人の意見も聞いて、より深く考える機会をもつこと。また、読解力や文章力の向上を目指している。
新聞制作学習 新聞活用学習

スクラップ新聞のように、選んだ記事をワークシートに貼り、記事に対する自分の考えを文章で書く。

常時

【6年生】子どもたちが個人で新聞記事を選び、意見を書く〜家族や友達から記事に対して意見をもらう〜話し合った後に自分の提案・提言を行う〜という流れで行っている。事前に記事を選び、考えを書いたワークシートを用意し、帰りの会で2人ずつ発表している。その後廊下に掲示している。また、総合的な学習の一環として年に3回、個人新聞に取り組んでいる。(都道府県新聞、修学旅行新聞、世界の国新聞)
【5年生】新聞記事を選び、自分の意見や感想、提案を書いて発表。その後廊下に掲示している。
【4年生】週に一度、朝学習で新聞記事を読んで思ったことを文章で書く活動をしている。担任からコメントをもらい、廊下に掲示している。

気になる新聞記事を切り抜いて友達に紹介するなど、取り組み始める段階では易しい活動をすると良い。低学年でも行うことができる。

【6年生】この取り組みを継続させてきたことで初めは新聞に興味をもたなかった児童も、今では新聞を読むことに慣れ、社会に関心をもつようになった。また、地域の行事などだけではなく、政治・経済、国際社会など、幅広いジャンルに目を向けられるようになったことも成果として挙げられる。また、新聞を通して友達や家族、教職員とコミュニケーションを取ることができることも利点である。

実践者名:登別市立富岸小学校 柏 妃香里