新聞を活用した教育実践データベース

新聞に親しみ、文章を読み取る力を高めるNIE

明石市立二見西小学校(あかししりつふたみにししょうがっこう)

実施年度

2016年度

教科、科目、領域

小学校: 国語 、書写
学年 小学 5年
使用教科書発行会社 光村図書
新聞記事の視写を通して文章を読み取る力を高める
新聞活用学習

新聞記事の視写をすることで、文章の読み取る力を高める。
第1時 新聞記事の視写をプリントを使用し、2枚行う。
第2時 原稿用紙で作りなおしたプリントで新聞記事の視写を行う。
第3時 原稿用紙の視写プリントと読み取りプリントを行う。

第3時

新聞記事を400字詰め原稿用紙に入力し、そのプリントを見ながら別の原稿用紙に書き写す学習をする。
原稿用紙の使い方や句読点の打ち方、数字やアルファベットの表記についての学習する。
新聞記事に書かれている内容の簡単な読み取り(時間、場所、名前、数字など)をプリントを使用し学習する。

視写の時間は10分。
原稿用紙に書き始めの場所をあらかじめ薄い文字で表し、なぞらせる。
まだ習っていない漢字については黒文字で表記し、児童には書かせない。
読み取りプリントは、簡単な5W1Hを中心とする。

視写に慣れてくると10分以内で原稿用紙1枚程度を写せるようになった。
視写をすることで集中力がついてきた。
文章を読み取る力が高まってきた。

一番の成果は、文章の読み取りが確実にできるようになってきた。
課題は、小学生に適した記事の選択。長い記事ではいけない。

実践者名:明石市立二見西小学校 若生 佳久