新聞を活用した教育実践データベース

情報を読み解くメディアリテラシーの向上

熊本県立多良木高等学校(くまもとけんりつたらぎこうとうがっこう)

実施年度

2015年度

教科、科目、領域

高校(高等専門学校を含む): 地理歴史
学年 高校(高等専門学校を含む) 3年
使用教科書発行会社 清水書院
戦争を語り継ぐ
新聞活用学習

(1)「知覧特攻平和館」の記事を読む(2時間)
(2)「慰霊の日」のコラムを読む(1時間)
(3)「地域の戦争遺跡」の記事
   「卒業生の体験文集」を読む(1時間)
(4)戦争を語り継ぐ(1時間・本時)
   

50分

①前時で活用した戦後70年に関連する新聞記事(「知覧特攻平和館」・「慰霊の日」・「地域の戦争遺跡」等の記事)を振り返らせる。4つのテーマの感想・意見をそれぞれ書かせる。
②生徒をグループに分けて、グループ毎に1つのテーマについて感想をお互いに発表させる。
③グループで今後、どのようなことを調べてみたいかを提案させる。
④グループの代表者が話し合われた内容を発表する。
⑤今回取材をしている新聞記者の話を聞く。
⑥授業の感想を書く。

戦後70年に関連する新聞記事を用いて、戦争の追体験を行うことで、当時の時代背景と当時の人々の考え方や生き方を理解する。各グループで話し合うことにより、複数のものの見方や考え方があり、他者の考えを冷静に真面目に聞き、自らの意見を形成する。

実践者名:熊本県立多良木高等学校 大門 浩二