実践指定校実践例 2012年度
自己表現力育成のための新聞活用
都立第一商業高等学校(とりつだいいちしょうぎょうこうとうがっこう) |
教科、科目、領域 |
高校(高等専門学校を含む): 国語 |
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学年 | 高校(高等専門学校を含む) 3年 |
小論文・レポートを書く |
新聞を読み時事問題への理解を深め、自分の考えを筋道立てて表現できる力を養う。 |
新聞の構成を理解し、読み手に分かりやすく意見を伝える表現の技術を学ぶ。 |
新聞記事や社説、コラム、投書欄など様々な文章を読み、考えることで自己の表現に役立てる。
第14時 |
(1)新聞を読み比べる |
・生徒の興味や関心に応じた記事を選択し、意欲を持って学習活動に取り組めるようにする。 |
家庭で新聞を取っていなかったり、日常生活の中で新聞を読む機会がなかったりする生徒が多い中で、あらためて「新聞」とはどのような特性を持ったメディアなのかを伝えることで、新聞の特性を理解し、自己の表現力の向上のために役立てようとする姿勢が見られた。また、生徒が興味・関心を持って取り組めるような記事を選ぶことで、楽しんで学習活動に取り組んでいた。
新聞記事を読み、内容を要約したり、自分の意見を考えて書いたりすることで、自己を表現するための力が身についた。また、生徒にとって身近な話題を扱った記事を取り上げることで、意欲的に学習活動に取り組む姿勢が見られた。しかし、教師の選んだ記事を受身の姿勢で読むだけではなく、自分自身で記事を選び、考え、意見を発表するという主体的な活動を行っていけるよう、さらなる改善を図りたい。
実践者名:都立第一商業高等学校 鈴木 由起子