実践指定校実践例 2012年度

聞き取りやすい言葉に直してみよう

館山市立第三中学校(たてやましりつだいさんちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: 国語
学年 中学 2年
話し言葉と書き言葉
話し言葉と書き言葉の違いを理解する。
新聞活用学習

話し言葉と書き言葉の特徴をとらえるために、書き言葉である新聞記事を、聞き取りやすいスピーチ原稿に書き換える。

第1時

新聞記事を、教師が読み上げる。

「コウトウした」「エイコク」「ドウシ」(「高騰した」「英国」「同市=前に出てきた市のこと」)など耳で聞いただけでは理解しづらい言葉があることを知る。

書き言葉と話し言葉にはそれぞれどのような特徴があるか、考える。

はじめに聞いた新聞記事を、スピーチに適した話し言葉に書き換える。

グループになり、それぞれの考えたスピーチ原稿を読み合い、一番聞き取りやすいスピーチを選ぶ。

各グループで選ばれた生徒は、クラス全体の前でスピーチ原稿を読む。

それぞれどのような工夫があったか、良い点を話し合う。

※次の時間に、各自で興味を持った記事を選び、スピーチ原稿に直す活動を行う。自分で家から新聞を持ってきてもよいし、学校に配布された新聞を利用しても良い。

次時以降、数人ずつ、スピーチする。

はじめに利用する記事は、聞いただけではわかりづらい表記があるものを選び、話し言葉と書き言葉の違いがわかりやすいものを選ぶようにする。

実践者名:館山市立第三中学校 田村 静香