実践指定校実践例 2012年度

新聞に自分の文章を載せよう!

愛知県立知立高等学校(あいちけんりつ ちりゅう こうとうがっこう)

教科、科目、領域

高校(高等専門学校を含む): その他(課題研究「NIEと知財教育」)
学年 高校(高等専門学校を含む) 2年
新聞読者投稿欄への文章作成
文章能力の向上
社会情勢の把握、読者投稿欄の文章を参照、新聞掲載後の影響力を体験。
新聞活用学習

2年情報処理科2単位「課題研究」の「NIEと知財教育」講座選択者8名が1年間、月に1回程度、新聞への投稿にチャレンジした。

第10時

最初の投稿原稿は、テーマが決まっている地方版を選んで下書きを書かせ、講座内で発表し、ダメだしを受ける。その後、清書し新聞社へFAXする。同じ事を数回繰り返し、慣れてきたところで、テーマのない全国版の読者投稿欄に挑戦させる。テーマの選定に新聞を活用する。

投稿原稿を通じて何を伝えたいのかを考えさせる。書かされている文章から、書きたい文章、伝えたい文章へと進化させていく。

新聞に自分の書いた文章が掲載された時の生徒の喜びは大きく、周りの(教師・家族・友人等)反応にも戸惑っていた。

自分の文章が新聞に掲載されることによって新聞が身近なものになっていった。また、匿名ではなく自分の名前(責任)を明示して文章を掲載(意見を発表)する事の重大さを知り、新聞というマスメディアの影響力を実体験することができた。

実践者名:愛知県立知立高等学校 山本 智彦