実践指定校実践例 2012年度
新聞を活用し,自分の考えを豊かに表現する豊浜っ子の育成~NIEの実践を通して~
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勝浦市立豊浜小学校(かつうらしりつとよはましょうがっこう) |
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教科、科目、領域 |
小学校: 国語 |
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学年 | 小学 1年 |
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かるたをつくろう あつまれふゆのことば |
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かるたを作るために冬の言葉を集め、それを使って,かるたの文を書くことができる。 |
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季節の行事や遊び・気候などについて新聞から関連する記事をみつけて話し合う。 |
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国語「あつまれふゆのことば」
1 冬の言葉でかるたを作って遊ぶ見通しを持ち,活動の流れを知る。
2 「ふゆ」の言葉集めをする。
・新聞やチラシから冬の言葉や写真を見つける。
・見つけた記事を切り抜く。
・仲間に分けてスクラップする。
3 集めた冬の言葉からかるたを作る。
・スクラップしたものを見てふゆのことばのカルタづくりをする。
4 かるた大会をする。
5 集めた冬の言葉を使って,他のものを考えて作る。
・クリスマスカードや年賀状をはがき新聞に書く。
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第2時 |
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1 冬のことば集めをする。 |
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冬に関する写真や記事の載っている新聞やチラシを集めておく。 |
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児童は,毎週金曜日のNIEタイム(朝自習)に新聞からお気に入りの記事を見つけてスクラップノートを作成している。本時でも,新聞やチラシを見て「もうすぐクリスマスやお正月だね。クリスマスツリーの写真がたくさんのっているよ。お正月の飾りの写真はきれいだね。」「わたしのは,雪のうつっている写真だよ。 寒そうだね。」などと話しながらふゆのことばさがしをすることができた。新聞から季節を感じ取れることができた。
教室内にNIEコーナーを設置し、自由に閲覧できるようにしたため低学年でも進んで新聞を広げるようになった。新聞にふれる時間を位置づけたため、気に入った記事や写真などを進んで見つけるようになり、スクラップ作りができるようになった。友達のスクラップには、気づいたことを付箋に書いて貼ることまで発展した。朝の会では、日直が新聞記事を読む活動をし、ニュースについて話し合い、内容によっては活発な意見交換がされるようになった。日常的に新聞記事にふれたり、授業を通し新聞記事を読んだりすることにより、世の中のできごとを身近に感じ、現代的課題に関心をもつようになった。
△ 新聞を教材や資料として活用する場合は、学年の発達段階や興味・関心に応じた記事の選択についての検討が必要不可欠である。
実践者名:勝浦市立豊浜小学校 軽込たけ子