実践指定校実践例 2012年度
新聞記事から考える
葛飾区立一之台中学校(かつしかくりついちのだいちゅうがっこう) |
教科、科目、領域 |
中学校: 公民 、総合学習 |
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学年 | 中学 3年 |
「新聞記事を読んで意見文を書こう」(作文・発表・討論) |
新聞記事の情報を「収集、読み比べる、考える、発表する、話し合う」等の活動を通して思考力・表現力・コミニュケーションの能力の育成し情報社会を生きる力量を高める |
新聞が身近な情報源であることを意識させる。毎日必ず新聞に目を通すことを指示。新聞は過日のものでもよい。 |
1時限/8 新聞記事から得た情報をもとに弁論の題材を考える。
2時限/8 社会の出来事に対する自分の考えを600字程度にまとめる。
3~7時限/8 クラス単位で弁論大会を実施。
8時限/8 クラス単位で集団討論を実施。
第8時 |
1.毎日必ず新聞記事に目を通す。 |
・新聞が身近な情報源であることに気づかせる。 |
新聞記事から題材を考えた弁論大会のテーマは、「少子高齢化」「環境問題」「尖閣諸島」「竹島」「ロンドンオリンピック」「iPS細胞」などわが国が抱える課題や最近の時事問題に関するものが多かった。
今回の取り組みを通して、多くの生徒が新聞に興味をもつようになった。新聞に様々な情報が掲載されていることを知り、休み時間に新聞を広げて読んでいる生徒の姿が多く見られるようになった。
新聞記事から題材を考えた弁論大会では新聞記事を読むことによって「どうして」「なぜ」という疑問を持ち、考えることで自分の意見を構築し原稿を作成した。さらに他者の発表を聞くことによって、世界や社会の動き、地球環境、最新技術のほか、テーマに沿ったさまざまな人の考え方も知ることができた。活動を通して思考力、表現力、コミニュケーション力等について学ぶことができた。
実践者名:葛飾区立一之台中学校 縄田 敦