実践指定校実践例 2012年度

新聞記事を活用した道徳の授業

鹿追町立鹿追小学校(しかおいちょうりつしかおいしょうがっこう)

教科、科目、領域

小学校: 道徳
学年 小学 4年
自分でやろうと決めたことは、粘り強くやり遂げる。
新聞活用学習

第4学年 内容項目1-(2)
自分でやろうと決めたことは、粘り強くやり遂げる

第1時

1、今まで頑張ったこと、投げ出してしまったことについて話す。

2、柴田選手のプロフィールを知る

3、何度も挫折しそうになった時の柴田選手の気持ちについて
  考える。

4、高校2年で、ベーチェット病のために再入院した柴田選手の気持ちをワークシートに書き、発表する。

5、「北海道新聞(夕刊) 2011.10.31」の記事を読む

「難病を抱え プロのマウンドへ」
ベーチェット病を抱えて何度も挫折しそうになった柴田章吾選手が、巨人に育成枠で指名されたということが掲載せれている。

6、自分の粘り強く頑張れた経験を振り返る。

7、柴田選手のメッセージを聴く

8、授業で感じたことや思ったことをワークシートに記入する。

価値項目に関係のない方向へ行きそうな内容文ついては、削除して子どもたちに配布する。

これほどまでに大変な病気を患いながら、現実にプロになった人物がいて、今も懸命に頑張っているという事実を知って、感動していた。

成果
現実の世界の出来事が載っている新聞記事を教材として使うことで、子どもたちがより一層意欲的に学ぶ姿が見られた。


課題
NIEのための授業にならないよう留意する必要がある。

実践者名:鹿追町立鹿追小学校 石川直人