実践指定校実践例 2012年度

ノーマライゼーション

日向市立大王谷中学校(ひゅうがしりつだいおうだにちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: 公民
学年 中学 3年
人権と共生社会
障がいのある人たちとの共生を図るため、自分たちにできることを考えさせる。
障がいのある人たちに関する新聞記事を要約し、記事への理解、本時の授業内容への理解を深める。
新聞活用学習

 大単元としては、人権と共生社会について学習する内容である。基本的人権の尊重の基礎的な知識を学ぶ学習を1時間、さまざまな差別に向き合い、なくしていくために何が必要なのかを考える学習を3時間、計4時間で設定している。

第3時

 導入において、パラリンピックで活躍した日本人に関する記事を紹介し、記事の要約を行った。その後、自動車の福祉車両の需要が増加しているという内容の記事を活用し、障がいのある人たちが住みやすい町をつくりためにはどうすればよいかという設問のもと、グループ活動を行った。別の資料として、架空の町のイラストを活用し、さまざまな人たちに配慮した工夫について意見交換を行った。

 最初の新聞記事の要約については、記事の中にあるキーワードを発表させ、すべての生徒が要約しやすいようにした。また、2番目に出した新聞記事については、声に出して読ませ、記事の概要が理解できるようにした。

 新聞の要約については、キーワードの確認をした後に作業の効率があがり、文章がしっかりとまとまっていた生徒が多かった。福祉車両の需要が増えているという記事を読んだ感想としては、驚いたと答えていた生徒が多かった。

◯成果
 ・新聞記事を読み込む活動が定着すれば、文章を読むことを苦手としている生   徒も、意識の改善を図ることができるのではと感じた。
◯課題
 ・今回の授業では、たまたま授業を行った近くの日に良い新聞記事があったの   で、活用ができたが、それがなかった場合は、新聞記事を探すのに時間がか   かり、教材研究の能率が下がるのではないかと思った。
 ・新聞社とのパイプづくり(ほしい記事をほしいときに手に入れることができるよう  な関係づくり)の必要性。

実践者名:日向市立大王谷中学校 島崎 博英