実践指定校実践例 2012年度

NIEポスターを作ろう

下関市立長府中学校(しものせきしりつちょうふちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: 特別活動 、その他(生徒会活動)
学年 中学 1年 、2年 、3年
生徒会活動で取り組むNIE
自らの学びのために積極的に新聞に関わり合う生徒の育成
新聞の切り抜きに、要約とコメントをつける活動を、生徒会活動に位置づけて、全校の取り組みとした。
新聞活用学習

毎月、文化委員によるNIEポスターづくりを行う。委員会でその月のポスターづくりや鑑賞のポイントを決め、実践する。また、文化祭などでは全校生徒でポスターづくりに取り組み、NIEポスターコンクールを行った。

第1時

 これまで、文化委員の活動として行ってきた「NIEポスター」づくりに全校で取り組み、生徒会主催の「NIEポスターコンクール」を開催した。
 よい、ポスターの定義を委員で話し合い、それを学級に伝えさせた。
 その上で、全員にポスターを作成させた。
 各クラスで投票による、NIEポスターの学級予選を開き、学級代表作品を2作品選ばせた。
 文化祭で、生徒と保護者による投票で優秀作品を選び、表彰した。

 生徒の主体的活動となるように、教員は適宜支援を行った。毎月の活動を振り返らせることで、ポスターづくりのモデルを示した。

 500以上の投票が集まり、好評を博した。力作が集まり、大いに盛り上がった。この活動の後、NIEポスターの毎月の作成のレベルも明らかに向上した。来年度も実施の予定である。

 生徒の社会への関心が浮き彫りになった。
 新聞の話題が、学級や家庭で出る場面が多くなった。(アンケートから)
 クラスごとで、取り組みにばらつきがある場合もあった。
 家庭で新聞を取っていない生徒もあり、自由に閲覧できる新聞の量に不足を感じる場面がしばしばあった。
 

実践者名:下関市立長府中学校 藤永悦朗