実践指定校実践例 2012年度
NIEに取り組んで、京都新聞スクラップコンクールに応募しよう!
滋賀県立河瀬中学校(しがけんりつかわせちゅうがっこう) |
教科、科目、領域 |
中学校: 公民 |
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学年 | 中学 3年 |
中学社会科・公民 |
新聞に親しむ習慣を身につけ、世の中の出来事に関心を持てるようにする |
スクラップ作成 |
夏休み前の一時間を使って、NIEの意義、京都新聞スクラップコンクールに申し込む旨を説明し、どのようなテーマでスクラップを作るか考えさせる。一時間のみ作業可能とするが、残りは夏休み中の各自での作業とする。
第1時 |
1 NIEの説明、京都新聞すくトラップ婦コンクールへの参加を伝える。2 新聞を一クラス分(100部)並べ、興味を持った記事の掲載されている新聞を各自一部ずつ選ぶ。3 どのようなテーマでスクラップを作成するか、各自で考える。 |
あらかじめ、新聞をNIEにふさわしいと思われるものに、各クラス分絞り込んでおく。学校で渡したものでなくても、各自の家でよりよいものがあれば使用可能とする。 |
正直、最初は面倒という反応もあったが、夏休み明けに聞いていると、楽しくスクラップを作れたという声も多く聞かれた。また、世の中のことを気にするようになった、という意見もあった。
現代の日本が抱えている問題や、世界の出来事などに目を向けさせるという意味では有意義な取り組みであった。だが時数との兼ね合いや新聞の置き場所、担当する教員数によって可能なことが大きく変わってくると考える。特にある程度自由に使用できる教室があれば、新聞を広げて切り抜きを行うなどの作業も行えるが、現在の勤務校では難しく、長期休業の課題とすることが適していると考える。
実践者名:滋賀県立河瀬中学校 松嶌恵俊