実践指定校実践例 2012年度

新聞をより身近な存在にするための工夫

あま市立七宝北中学校(あましりつしっぽうきたちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: 道徳
学年 中学 3年
道徳 命の大切さ
新聞を身近な存在にするために、新聞記事を紹介したり、新聞記事を題材にした道徳の時間を設定した
「私の視点」として新聞記事を取り上げ、生徒に紹介した。また道徳の内容項目に沿った記事を取り上げ、話合いの時間を設定した。
新聞活用学習

 道徳 「命の大切さ」
 死刑制度について、京都府亀岡市の集団登校の列に車が突っ込み、多くの方が亡くなられ、ケガをした事件を通し、いかに生きるべきか、命とは何かについて話合いの授業をおこなった。

第1時

新聞記事の紹介(事件の背景や裁判結果等)
死刑制度についての新聞記事を紹介し、この事件と照らし合わせ話し合った。話合いを通し、命とは何か、いかに生きるべきか、人とどう生きていくのかについて考えさせた。

いろいろな立場の人になったと仮定して、その人の立場で考えさせた。こうすることで、人と人とはつながりあって生きていることを実感させながら命の大切さにふれさせた

死刑制度というテーマであったために共通理解や話合うための環境づくりを行ってから話合いに入ったので生徒から多くの意見を様々な立場から発表することができた。

 「私の視点」として取り上げた新聞記事70編を職員室前に提示し、新聞に興味・関心をもたせることができた。また、新聞を身近な存在にするため。6社の新聞を廊下に設置し、放課時等を使って読ませることができた。道徳の授業では、その内容項目に照らし合わせて話合いの授業を設定することができた。

実践者名:あま市立七宝北中学校 豊田久晴