実践指定校実践例 2012年度
『芦野小学の校良い所新聞』を作ろう。
釧路市立芦野小学校(くしろしりつあしのしょうがっこう) |
教科、科目、領域 |
小学校: 国語 、社会 |
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学年 | 小学 3年 、5年 |
二 情報を集める 新聞を作ろう(教育出版 5上) |
・新聞作り,新聞発表(言語活動)を通して「見出し」「リード」「本文」「題字」「5W1H」「考え」「音量」「速度」「視線」「感想」(「学習用語」)を習得させる。 |
「学習用語」を習得させる言語活動への新聞活用。 |
新聞を作ろう(10時間)
(1)新聞を持ち寄り,「新聞の仕組み」と比べながら,紙面の作り方を確かめる。〔3時間〕
(2)編集会議をして新聞作りの方針を決め,取材して記事を書く。〔5時間〕
・新聞記事の書き方を知る。(見出し,リード,本文,5W1H)(1時間)
・新聞記事を書く。(1時間)
・芦野小学校の良い所を取材する。(2時間)
・『芦野小学校の良い所新聞』を書く。(1時間)(本時)
(3)持ち寄った記事の効果的な見出しを話し合ったり,記事の文章を推敲したりする。〔2時間〕
第8時 |
1今日の学習への意欲を持つ。 |
・「学習用語」を言わせ、覚えさせる。それを行為化させることで、習得させる。 |
「新聞がほとんど埋まって良かった。友達の発表の良いところも聞けて勉強になった。」
「また,新聞を書きたい。」
「20分間で新聞を書いたのは,初めてだったけど,思ったより書けた。」
「緊張したけど,その分集中して取り組めた。新聞を書くのは楽しかった。」
(成果)・新聞を書く技能を高める効果的な指導であった。
・子供が新聞を上手く活用する方法を示してくれた授業であった。
・子供達にとって新聞が身近に感じられるきっかけとなる学習であった。
・新聞を書きたくないと言っていた子供達が,新聞を書くのが好きになったと言うように変容した。
・新聞を書き,発表するための「学習用語」の指導により,新聞を活用できた。
(課題)・自分達の新聞をもっといろいろな人に見て貰うための活動につなげたい。
・このような学習活動の日常化をしていく必要がある。
実践者名:釧路市立芦野小学校 渥美清孝