実践指定校実践例 2012年度

ニュース・セッション

三笠市立三笠小学校(みかさしりつみかさしょうがっこう)

教科、科目、領域

小学校: 国語
学年 小学 4年
説明文教材で習得した読解力を活用するニュース・セッション
ニュース・セッション(言語活動)を通して「学習用語」を習得させ,各教科等で活用できるようにする。
選択した新聞記事をテレビ画面で紹介。その価値を説明させる。詳しい調査を行っていないので,難しい質問は避けさせる。分かっている範囲で答えさせる。ニュース説明2分間,質疑応答3分間の5分間程度のセッションにさせる。
新聞活用学習

☆ 第1次(4時間)『便利ということ』(教出小4下)の指導
習得させる「学習用語」――「小段落,行空け,大段落構成(導入・事例,展開,結び),指示語(こそあど言葉),指示内容,代入,話題,転換,資料,出典,価値,課題提示,課題解決,例示,判断,理由,問い,答え」等。
☆ 第2次(4時間)習得した「学習用語」活用のニュース・セッション
ニュース取材メモ(出典,資料[見出し,カット,説明],判断理由,価値,呼掛け)。
☆ 第3次(理科や社会科などで)自らの課題を解決するポスター・セッション

第8時

 1  漢字の読み書き 読み書き練習・テスト
 安全,感想,筆記具,他所。道路,受け取る,身近な坂道,階段。乗る,調べる,式と答え,部分。

  2  課題解決計画
(1)課題解決メモ
  『プランくん』に課題解決の抽象・具体を書く。
(2)ニュース取材メモ
 記事を決め,メモする。新聞記事を選択し,写す。出典,資料(見出し,カット,説明),判断理由,価値,呼掛けをメモする。

 3  授業作文
  授業作文を書く。「学習用語」を使用。称賛する

・新聞記事選択,ニュース取材メモの作成を評価。
・他者への価値有る記事を選択させる。
・2時間で全員にニュース説明準備を。

 全体では子供達にタブレットPCを持たせ,発表させた。アンドロイドOSの方が画像の紹介に便利である。子供達は楽しく,喜んで発表していた。もっと発表したかったという感想を最後に発言していた。自分が選択した新聞記事の価値を進んで発表していた。

 低学年を初担任した際,小2年生での生活科で新聞を書かせた。全員が新聞を上手に作成した。次に低学年を担任した際には,小1年生の5月で新聞を書かせた。小1年生でもグループ新聞ができた。新聞作りは低学年でも容易に扱える効果的な言語活動である。
 今年度は小5,6年生の新聞スクラップ作り講座を開催して,その実践を校内全体へと広めることができた。更に,本校でNIEセミナーを開催して,オール北海道で取り組んでいる学力向上の第2期の重点,説明文の読解指導を新聞活用による学力向上策として,空知管内へ提案できた。読解指導での記述指導で活用力が向上できる。
 新聞は各教科等での課題解決のための有効で効果的な言語活動である。基礎的な知識・技能の習得と思考・判断・表現力等を育成できる。

実践者名:三笠市立三笠小学校 教頭 柳谷直明