☆ 第1次(4時間)『便利ということ』(教出小4下)の指導
習得させる「学習用語」――「小段落,行空け,大段落構成(導入・事例,展開,結び),指示語(こそあど言葉),指示内容,代入,話題,転換,資料,出典,価値,課題提示,課題解決,例示,判断,理由,問い,答え」等。
☆ 第2次(4時間)習得した「学習用語」活用のニュース・セッション
ニュース取材メモ(出典,資料[見出し,カット,説明],判断理由,価値,呼掛け)。
☆ 第3次(理科や社会科などで)自らの課題を解決するポスター・セッション
低学年を初担任した際,小2年生での生活科で新聞を書かせた。全員が新聞を上手に作成した。次に低学年を担任した際には,小1年生の5月で新聞を書かせた。小1年生でもグループ新聞ができた。新聞作りは低学年でも容易に扱える効果的な言語活動である。
今年度は小5,6年生の新聞スクラップ作り講座を開催して,その実践を校内全体へと広めることができた。更に,本校でNIEセミナーを開催して,オール北海道で取り組んでいる学力向上の第2期の重点,説明文の読解指導を新聞活用による学力向上策として,空知管内へ提案できた。読解指導での記述指導で活用力が向上できる。
新聞は各教科等での課題解決のための有効で効果的な言語活動である。基礎的な知識・技能の習得と思考・判断・表現力等を育成できる。