NIEタイム

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「NIEタイム」は、朝の時間などに継続して新聞を読む活動です。始業前の朝の10分程度の時間帯やお昼休み、帰りの会、ショートホームルームなど、短い隙間の時間を活用して手軽に取り組めます。週1回程度、継続して行うことで、活字に親しむとともに、読む力、書く力を伸ばすことができます。小学校低学年から高校生まで、全ての校種・学年で実施できる活動です。

関口修司NIEコーディネーター

「NIEタイム」の特長

  1. 短時間にもかかわらず学習効果が大きいです
  2. 子供が自ら学ぶ楽しさを実感できます
  3. 教師も子供の成長が実感できます
  4. だれでも手軽に実践できます

「NIEタイム」をはじめる

全国で行われている活動例を紹介します。

新聞スクラップ
まずは「新聞スクラップ」。最も基本的な活動になります。子供自身が自分の興味関心で新聞記事を選び、切り抜き、スクラップブック等に貼っていくだけです。併せて意見や感想を書かせたり、記事を要約させたりするとよいでしょう。教師がテーマを決めてスクラップさせる手法や、学習に関連した記事を探させる手法など、さまざまなアレンジも可能です。新聞から、笑顔の写真を探したり、カタカナを探したりするなど、小学校低学年でも楽しめる活動もあります。

1分間スピーチ
スクラップの次に多く行われているのが「1分間スピーチ」です。日直など決められたその日の担当者が、自分で記事を選び、1分間など決められた時間で友達に紹介する活動です。スピーチする時間は小学校から高校まで、発達段階に応じて設定できます。「この人の生き方に学ぶ」「これでいいのかと思う出来事」など、テーマを決めて取り組むこともできます。

その他の取り組み
このほかにもワークシートを使って課題を解かせる活動や、コラムの書き写し、新聞クイズなど、多彩な活動が行われています。代表的なものを以下にいくつか紹介しますので、参考にしてください。

NIEタイムを実践している先生の声