過去最多の1780人が参加 福井大会が閉幕
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7月30、31の両日、福井市のフェニックス・プラザと仁愛女子高校を会場に開催していた第17回NIE全国大会福井大会が閉幕しました。
記念講演、パネルディスカッションなどが行われた初日の参加者は1,345人。分科会が行われた2日目のみの参加者を合わせて1,780人が参加しました。第15回熊本大会の1,740人を40人上回り、過去最多の参加者となりました。
開会式ではまず、秋山耿太郎新聞協会長が主催者あいさつを行いました。続いて、共催の福井県教委と福井市教委を代表して林雅則県教育長があいさつ。最後に、主管社の吉田真士福井新聞社長が歓迎の言葉を述べました。
続いて行われた全体会では、NPO法人反貧困ネットワークの湯浅誠事務局長が「教育と福祉は出会えるか? 厳しい時代の中で、子どもの『生きる力』とは?」と題して記念講演を行いました。
全体会の最後は、福井大会実行委員長でもある福井県NIE推進協議会の寺尾健夫会長から「子どもの歩みを踏まえ、学びをステップアップさせるNIE」と題する基調提案があり、この提案を元に、パネルディスカッションを行いました。
コーディネーターは、福井新聞社の四戸友也特別編集委員。パネリストは、道関直也勝山北部中教諭、関口修司東京都NIE推進協議会副会長、後藤ひろみふくい女性起業家交流会ふくむすび会顧問と基調提案者の寺尾会長。
2日目は、フェニックスプラザと仁愛女子高校に分かれて、分科会、特別分科会、ワークショップを行いました。
分科会では、校種ごとに分かれてのべ14の公開授業と実践発表が行われました。特別分科会では、日本NIE学会・新聞協会共同企画「情報読解力を育成するNIEワークショップ」と、新聞記者と教師の交流会「子ども新聞を考える」が行われました。閉会式後には、小学校教員向けワークショップ「誰にでもできるNIE」と、中学高校教員向けワークショップ「新学習指導要領の狙いに応じた教材づくり」を行って、全日程を終了しました。
来年は、7月25、26の両日、静岡市で第18回全国大会を開催します。ぜひ、ご参加ください。
福井新聞のNIEウェブサイト http://nie.fukuishimbun.co.jp/