第3回「わがまち新聞」コンクール2007年度

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  3. 第3回「わがまち新聞」コンクール2007年度

日本新聞教育文化財団は2007年10月31日、第3回「わがまち新聞」コンクールの入選作品を発表しました。このコンクールは、第3回を迎えた 「NIE週間」(11月5日~11日)の主要行事として、全国規模で実施したものです。「わがまち」をテーマに地域の話題、名物、名所や人物などをアピールする新聞を募集したところ、28都道府県の小中高校生から計2,877点の応募がありました。入選作品と受賞者、作品の概要は以下のとおりです。

最優秀賞

「枝幸カニカニ新聞」

「しらぬか」

北海道白糠町立庶路中学校(代表)3年・丸山里代さん

「食」をテーマに北海道・白糠町が誇る産物やお店を取り上げ、それらを支える人々を紹介した作品。白糠の人々の熱意と郷土愛が伝わってくるだけでなく、取材を通して知った故郷の姿を誇らしい気持ちで素直に表現している。よく取材されたていねいな記事と統一感のある紙面に見事なチームワークが光る。細部まで美しく仕上げた紙面レイアウトは高い評価を得た。

小学校部門

優秀賞

「ゆうばりばりばり パワフル全開」

「金沢城かわらばん」

石川県金沢市立中央小学校4年・鶴田弦也さん

大好きな金沢城を多くの人に知ってもらいたいとの思いが、ストレートに伝わってくる作品。愛着ある金沢城を単に紹介するだけでなく、100人にアンケートすることで地元の人も意外にお城について知らないことを突き止めた。それを動機に、石垣の積み方などお城について調べたことを独創的なレイアウトでまとめた。小学生が一人で調べ、いきいきとした紙面に仕上げた努力が高く評価された。

佳作

「いのちきらきら にしかわ」

「山のいも新聞」

北海道幕別町立糠内小学校6年・山田拓哉さん、舘拡希さん、5年・山田詠美里さん、中野太我さん、軸丸翔斗さん、片山 ひかるさん

「わが町城里新聞」

「浜佐田わがまち新聞」

島根県松江市立内中原小学校4年・斎藤瑞生さん

中学校部門

優秀賞

「磐田一中タイムズ」

「町田だより」

東京都町田市立町田第二中学校2年・牧野彩さん、木内 春花さん

わがまち町田市を「大都会」「自然」「福祉」の観点から丹念に取材して、横型4段、写真で縁取りという個性的なレイアウトでまとめた。チームでこつこつ作り上げたさまが目に浮かび、記事だけでなく縁取りの写真が見て楽しい。町田に対するそれぞれの願いが込められており、社会性に富むインタビューなど読みごたえのある内容になっている。読者をひきつけるアイデア満載の工夫が高く評価された。

佳作

「松並木」

「果実の宝石 赤いダイヤ」

北海道夕張市立清水沢中学校2年・小野真如月さん、島谷 祐希さん

「西原人参」

「能代まつかぜ」

秋田県能代市立能代第一中学校2年・久保市麻利安さん、五味怜子さん、畠瞳美さん

「わが町とおの」

「ダイヤモンド新聞」

秋田県立稲川養護学校中学部2年・遠田結さん、佐々木友理恵さん、髙橋総さん、藤原匠さん、佐藤悠仁さん、藤森絵梨佳さん

高等学校部門

優秀賞

「鈴かけ特報」

「八幡浜高校新聞」

愛媛県立八幡浜高等学校 新聞部(代表)2年・太田圭祐さん

チャンポンで町おこしをする八幡浜の試みをたどり、あわせて町の名店を紹介した。なぜチャンポンなのかを説き起こし、商工会議所の人たちが八幡浜の「隠れ財産」に目を付けた始まりからお客さんが増えてきた現状まで、店主の声で町おこしがうまく進んでいることを裏づけた。優れたテーマ設定のほか、日ごろ食べないチャンポンの味わいを再発見するなど、新聞づくりを通して多くを学んだことが高く評価された。

佳作

「ぬまりん新聞」

静岡県立沼津東高等学校 新聞部

「わが町とおの」

「かぐや姫竹取新聞」

静岡県立吉原高等学校 新聞編集委員会(代表)1年・小穴則子さん

団体賞

 北海道  北斗市立上磯中学校

 秋田県  にかほ市立小出小学校

 埼玉県  白岡町立白岡中学校

 東京都  町田市立町田第二中学校

 静岡県  静岡市立安東小学校

 新潟県  新潟市立巻北小学校

 福井県  坂井市立丸岡中学校

 島根県  松江市立玉湯中学校

 香川県  高松市立香西小学校

 愛媛県  西条市立楠河小学校

 福岡県  みやこ町立犀川中学校

 大分県  大分県立臼杵高等学校