第16回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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埼玉県 行田市立桜ケ丘小学校 5年 髙橋 碧音さん
意見を聞いた人:母
記事見出し
祖母がつないだ命 感謝 小6・城間君「平和の詩」(読売新聞 2025年6月24日付朝刊)
(1) 記事を選んだ理由、記事を読んで思ったこと、考えたこと
「小6」という見出しが目にとまり、同世代の人の記事にきょう味をもちました。私にも祖母がいます。城間君の祖母が生き残ったにもかかわらず、涙ながらに歌う後かいの歌におどろきました。それだけ当時は苦しみが大きかったんだろうと感じました。しかし、祖母がいるから城間くんがいて、命がつながっています。私も祖母に感謝し、自分の命を大切にして、せいいっぱい生きていきたいと思いました。
(2) 家族や友だちの意見
「戦争を経験した人は、私たちの想像をはるかにこえる苦しみや悲しみを味わっている。大切な家族を失った人もたくさんいる。苦しみの中で、あの時死んでおけばよかったと思う人もいて当然の状況だったのだろう。でも、強く生きてきた人がいるから命のバトンが受けつがれている。命に感謝し、平和を願っていこう」と言っていました。
(3) 話し合った後の意見や提案・提言
家族で戦争について話をしました。私の祖父母は戦争を経験していませんが、曽祖父は、戦争に行ったと聞いておどろきました。戦地に行って、大変な思いやつらい経験をしたそうです。もう亡くなっているので直接話を聞くことはできませんが、生きて帰ってきてくれたからこそ、今、私がここにいるのだと改めて感じました。今まで祖父母や、曽祖父母、ご先祖様がいて当たり前だと思っていました。しかしそれが当たり前ではないことに気づきました。戦争でつらい思いをしても、生きていてくれたことに「ありがとう」を伝えたいです。今ある命が当たり前ではなく、つながれた命であることをわすれずに、ひとりひとりが「命」に感謝しながら、平和を願って、おたがいにささえ合って生きていくことが大切だと考えます。






