第16回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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福岡県 北九州市立高見中学校 3年 諏訪下 日葵さん
意見を聞いた人:友人
記事見出し
リアル過ぎる?絵文字 あなたは…(西日本新聞 2025年5月23日付朝刊)
(1) 記事を選んだ理由、記事を読んで思ったこと、考えたこと
私がこの記事を選んだ理由は、ジェンダー問題という部分に目をひかれたからだ。この記事を読みピクトグラムについて興味が持てた。外出するとよく見かけ、そのピクトグラムがジェンダー問題に配慮されていないという意見から、市の認知症の人にも分かりやすいデザインにしたという意見で私のピクトグラムへの見方が変わった。ジェンダー、LGBTQの問題に目を向けがちだと思った。もっと多くの視点で物事を捉えようと思った。
(2) 家族や友だちの意見
3人の友人から意見を聞きとり、このような意見が挙げられた。「お互いの考えを両立させる策を出すのはとても難しい」「若い世代では認知症よりもジェンダー問題に敏感でこの表示に不快を感じる声が多くあがるのに納得だった、自分も思わず違和感を抱いてしまった」などと他の意見もうなずくものばかりだった。
(3) 話し合った後の意見や提案・提言
私は改めて、このピクトグラムをジェンダー問題だけで変えてはいけないと思った。私たちの世代は特にジェンダー問題に敏感で慎重なので、認知症の人という他の視点から物事をみた時、納得させられる部分が多くあった。これらのことから私は、男性トイレのピクトグラムを「立ち小便をする人間」と「座って小便をする人間」どちらもかけば、ジェンダー問題と認知症の人のために二つの意見を取り入れることで、リアル過ぎる男性のトイレのピクトグラムだが、認知症の人の排せつ失敗を防ぎ、外出を楽しんでもらいたくこの案が思い浮かんだ。この記事から日ごろ考えないことを考えさせられ、とても貴重で有意義な時間となり外出する際の街の見え方が変わった。街にあふれているさまざまな問題や疑問に思うことをみつけられるよう、スマートフォンという小さい画面をしまおうと思う。これから、ジェンダーレスや認知症などの問題を自分で調べ学ぼうと思えた。






