第16回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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岩手県 滝沢市立柳沢小学校 6年 下平 海羽さん

意見を聞いた人:母

記事見出し

戦後の開拓魂 未来へ(岩手日報 2025年5月10日付朝刊)

(1) 記事を選んだ理由、記事を読んで思ったこと、考えたこと

私の家でも牛を飼っており、父が三代目として酪農を続けています。曽祖父が戦後にこの土地へ入植し、開拓を始めたこともあり、いま私がここに住でいるのもその努力があったからです。この記事に出てくる鈴木さんの家族のことを知って、自分の家と似ているなと思いました。酪農には大変なこともあるけど、工夫しながら続けていくことが大変だと思いました。

(2) 家族や友だちの意見

母にこの記事を読んでもらいました。「鈴木さんは、昔お世話になった農家さんだよ」と母が話してくれました。酪農はもちろん、どんな仕事も時代に合わせた工夫が必要だとも教えてくれました。私の家でも、いろんな困難の中で家族が協力しながら酪農を続けてきたそうです。

(3) 話し合った後の意見や提案・提言

この記事を読んで、私も家族の一員として酪農と関わっていることをもっと誇りに思ってもいいのだと思いました。酪農の仕事は、毎日牛の世話があり休みが少なく大変ですが、命を育てて牛乳を届ける、大切な仕事です。この記事を通して話をしたとき、家族が酪農に込めてきた思いを聞くことができて、私はとても嬉しかったです。これからの時代は地域の人たちとのつながりも大事になると思います。学校の友達や先生方に自分の生活や酪農のことを話したり、地域のイベントに参加したりすることで、酪農のことを知ってもらえるかもしれません。もうすぐ12歳になって、これからどんなふうに酪農と関わっていくかはまだわからないですが、自分にできることを少しずつ見つけていきたいです。