第16回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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埼玉県 三郷市立栄中学校 3年 濱田 蒼生さん
意見を聞いた人:母
記事見出し
見えない人も見える人も 感じて料理(朝日新聞 2025年7月4日付朝刊)
(1) 記事を選んだ理由、記事を読んで思ったこと、考えたこと
この記事を選んだ理由は、目が見える、見えない関係なくさまざまな方法で料理を楽しんでいるということにとても魅了されたからです。「料理」という一つの事柄でも一人一人捉え方が違い、色々なやり方、楽しみ方があると感じました。世界にはたくさんの人がいて、住んでいる環境や障害などで自分のやりたいことができない人がいると思います。誰もが過ごしやすい環境をつくることが生きやすい社会を築くために必要だと感じました。
(2) 家族や友だちの意見
父は、「目が見えないで料理するのはとても大変だけど、障害と考えず個性として捉えることが素晴らしいと思った。私たちは目が見えるからこそ目だけにたよらず、触ることや音をきくこと、においをかぐこと等々さまざまな感覚をとぎすませることが生きていく上で重要だと感じた」と言っていました。
(3) 話し合った後の意見や提案・提言
私は、父の意見にとても共感しました。父の意見をふまえて、視覚や聴覚の障害を「障害」として捉えるのではなく一つの「個性」として捉え、一人一人に寄り添うことが大切だと感じました。私は、先月にスポーツ中に目のけがをし、一週間ほど左目がとても見えづらくなりました。大事にはなりませんでしたが、当たり前だと思っていた見え方が失われることの恐怖や大変さを思い知らされました。私は、このような経験から、自分だけでなく今自分の周りにいる人のことをよく理解していくことが誰もが過ごしやすい環境を築いていくために必要不可欠なことだと思いました。また、一人一人が好きなこと、やりたいことを追求していけるように、一人一人に寄り添い、互いに支え合う環境を作ることでみんなが過ごしやすくなると思います。だから、日常でも自分のことばかり考えることなく、「誰かのために」ということを常に考えて生活していきたいと思いました。






