第15回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
- NIEトップ
- NIE月間・いっしょに読もう!新聞コンクール
- 第15回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
岐阜県 揖斐川町立谷汲小学校 5年 高間 陽弘さん
意見を聞いた人:母
記事見出し
参道に笑顔を運ぶ 谷汲山華厳寺でトゥクトゥク無料運行(岐阜新聞 2023年12月14日付朝刊)
(1) 記事を選んだ理由、記事を読んで思ったこと、考えたこと
ぼくがこの記事を選んだ理由は、ぼくが住む谷汲を楽しませて元気にしてくれる人がいることを知ってうれしくなったからです。谷汲にはけごん寺や横くら寺といった歴史的な建物があり、自然も豊かで多くの観光客がおとずれます。谷汲に来てくれるみんなが笑顔いっぱいで、楽しい気持ちになってくれたら。そしてまた、谷汲に来たいなと思ってくれるような町づくりができたらいいなと思います。
(2) 家族や友だちの意見
母に聞いたら「この車両なつかしい。お母さんが子どものころは、このデザインの電車が岐阜まで走っていたんだよ。今も残されて展示されているよね。新しいものもいいけれど古いものにも価値があるし、なつかしい気持ちになるよね。いろいろな取り組みから街が元気になったらうれしいよね」と言っていました。
(3) 話し合った後の意見や提案・提言
谷汲では、昨年から中学校の生徒が「夏まつり」を企画・開催しています。総合的な学習の時間で「谷汲のよさを知ってもらいたい」という願いから取り組みを始めたそうです。谷汲の新キャラクターを考案したり、サイダーのラベルづくりを通して谷汲を知ってもらうプロジェクトなどを行っています。今年、お母さんと中学校で行われた夏まつりに参加しました。地元の老若男女たくさんの方が集まってみえて、みんな表情が生き生きしていて楽しそうにしていたのが印象的でした。お母さんが言う「元気な街づくり」なんて、どうやったらできるんだろうと思っていたけど夏まつりに行ってそのなぞがとけた気がしました。少子高れい化で人口がへっている揖斐川町だけれど、矢野さんのように街に笑顔をはこんで、にぎわいにつながるきっかけづくりが自分にもできる気がしたし、やってみたいと思いました。中学校の総合的な学習のじゅ業が楽しみです。