第15回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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岐阜県 揖斐川町立谷汲小学校 4年 高間 結愛さん
意見を聞いた人:母
記事見出し
発生翌日、希望の産声 医師「よく無事に」(岐阜新聞 2024年1月8日付朝刊)
(1) 記事を選んだ理由、記事を読んで思ったこと、考えたこと
わたしがこの記事を選んだ理由は、赤ちゃんとお母さんの表じょうがいんしょう的だったからです。1月1日の石川県の地しんは、わたしが住む岐阜県でもけいほうアラームが鳴り、大きくゆれました。とっさにつくえの下にかくれましたがとてもこわかったです。石川はもっとゆれがひどかったし、自分の体も赤ちゃんのことも守らなくてはならないお母さんは、わたしたちよりももっとふ安やきょうふの気持ちが大きかっただろうと思いました。
(2) 家族や友だちの意見
いっしょに記事を見た母は「とにかくぶじに生まれてきてくれて良かったね。生まれてくるのって本当にきせきのれんぞくだと思うし、1人の命が生まれてくるのは、たくさんの人のささえや助けがあってこそのことなんだよ。受け入れてくれた病院の先生やスタッフのみなさんにも感しゃしなくちゃね」と言っていました。
(3) 話し合った後の意見や提案・提言
前にお母さんがわたしが生まれたときのことを聞かせてくれたことがあります。小さい体重で生まれたわたしは、ちゃんとこきゅうできるか、ちゃんとミルクを飲めるかなど心配やふ安が大きかったそうです。その後も病気が分かって大学病院に入院したりすることもあって病院の先生やかんごしさんなどたくさんの人にささえてもらったと聞きました。今は元気に学校へ通っています。このあたりまえの毎日も、家族や友達、学校の先生、地いきの方など様ざまな人にささえてもらっています。たまには「イヤだな」と思う日もあるけれど、みんなのささえがあるからがんばれます。しんさいは、いつおきるか分からないけれど、今回お母さんと赤ちゃんを守るために病院の方がうけ入れてくれて良かったなと思いました。これからも赤ちゃんとお母さんを守りつづけてほしいです。たった一つの大切な命。お母さん、生んでくれてありがとう。