第15回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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京都府 京都府立峰山高等学校 2年 岡﨑 千紘さん
意見を聞いた人:母
記事見出し
関心アリ! 親のみとり 代行サービス(読売新聞 2024年8月27日付朝刊)
(1) 記事を選んだ理由、記事を読んで思ったこと、考えたこと
今の時代多くの代行サービスがあるけれど、親のみとりサービスまであるのかと驚きこの記事を選んだ。色々な家庭がある中で昔は親の介護は子供がするのが普通という概念だったが、子供にも自分の人生があり、うつになってまで面倒をみなければならないという通念が薄れてきているとあり、良い意味で時代の変化を感じた。家族のあり方が変わってきているように思う。
(2) 家族や友だちの意見
母は「難しい問題。介護は心身ともに大変だし、親との関係が良好じゃなかったら尚更キツイ。個人の人生を優先するのか家族としての義務感を優先するのかが選べるようになったことは良いことだよね。でも自分が親の立場になった時すごくさみしい」と言っていました。
(3) 話し合った後の意見や提案・提言
子どもは親の所有物ではないし、自分の人生があるから、その選択ができるようになったのは本当に良いことだと思う。けれどそれは、親といることで心が苦しい、つらい場合であって、育ててもらったと少しでも感謝の気持ちがある中で、めんどくさい等の理由でサービスを選ぶのは違うなと思う。親子はあくまで違う人ではあるが切っても切り離されないものがあって、いくら時代が変わっても家族としての結びつきを希薄にしてはいけないのではないだろうか。介護をせずとも定期的に会いに行ったり、電話をしたりはできる。親のために自分のために、何が一番べストな行動なのかを相談できる所があれば、心がましになる人が一定数いると思う。親は親で、要望は言うべきだけど子供が助けてくれる、介護してくれると思わず、自分の人生のしめくくりを自分でやることが大切だと思う。