第14回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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福岡県 西南女学院高等学校 2年 八田 萌々子さん

意見を聞いた人:母

記事見出し

[先生]第3部 学校で働く(5) 特別支援学級 個性に合わせ(読売新聞 2023年7月4日付朝刊)

(1) 記事を選んだ理由、記事を読んで思ったこと、考えたこと

私がこの記事を選んだ理由は、私が行っているボランティアで特別支援学級の子がいて、また、障がいについてのガイドブックを作成したため、より詳しく学びたいと思ったからです。この記事を読んで思ったことは、子ども一人一人を見て、その子にあった行動や対応を行うべきだということです。一般的な対応では、その人に合った内容ではないことがあるということをボランティアをしているときに学びました。

(2) 家族や友だちの意見

母は、「東森先生のような先生が支援学級の先生だと安心して子どもをまかせることができる。私たちから見て大変だと思うような仕事を楽しんでできることはすばらしいことだと思う。大変だけれどもやりがいがあるということを若い世代にアピールして、人手不足の支援学級の先生が増えてほしい」と言っていました。

(3) 話し合った後の意見や提案・提言

私は、人を「集団」ではなく「個人」として捉え、その人の「個性」を尊重し「一人の一個人」として関わっていくことは、支援学級だけでなく普通学級、また社会においても大切なことだと考えました。「支援学級だから」や「障がいを持っているから」といって自分から関わることを遠ざけるのではなく、自発的に学び、自ら関心をもって接することができるようになるために、私たちの意識を変えていくことができるようなアクションをおこすべきだと思います。母の意見でも言っていたように、どんなに大変な仕事でもやりがいを見いだすことができ、そのやりがいを他と共有していくことで興味をもつ人が増え、結果、先生のなり手が増えることにつながると思います。なので、楽しさややりがいをたくさんの人に広めていくことが重要なのではないかと私は考えます。