第14回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
- NIEトップ
- NIE月間・いっしょに読もう!新聞コンクール
- 第14回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
岩手県 岩手県立大東高等学校 2年 及川 つかささん
意見を聞いた人:母
記事見出し
スマホ操作 悩みを解決 シルバー人材セ会員向け教室 講師に花巻東高生(岩手日日 2023年7月5日付朝刊)
(1) 記事を選んだ理由、記事を読んで思ったこと、考えたこと
高齢者向けスマホ教室に私と同じ高校生を講師として呼び、高齢者の方々の悩みを解決したことに驚いたためこの記事を選んだ。記事を読んで、高齢者と孫世代との世代間交流によって、高齢者の方々の心を明るくできる良い取り組みだと感じた。また、「教える・教えられる」という行為から、教える側は人へ伝える際の話し方や表現の仕方を学び、教えられる側は自分の悩みを解決できるため、両者ともに良い経験を得られる活動だと考えた。
(2) 家族や友だちの意見
記事に対して母は「世代間の交流で地域活性化につながるね」と言っていた。さらに、高校生は得意なことが人の役に立つことで意欲が上がり、高齢者の方々は若い世代の人と会話をして交流することで寂しい気持ちが薄れるため、自殺率や孤独死率、認知症率などの低減にも役立つだろうと言っていた。
(3) 話し合った後の意見や提案・提言
母の意見を聞き、自分が高齢者の方と会話をすることが一種のボランティア活動になると知った。これからは地域の高齢者の方々と積極的に会話をしていきたい。また、「教える・教えられる」という行為は両者ともに良い経験を得られると感じた。教える側は相手が理解しやすい説明や表現の仕方を学ぶことができ、教えられる側は得意な人が教えてくれるためより詳しく質問できることで悩みの解決につながると考えた。この記事を読んで言葉について改めて考えた。私は自分の考えを相手に伝えることが苦手で、なぜ相手は自分の考えを理解してくれないのかと思っていた。しかし、言葉について考えたことで自分の表現の仕方が悪かったことに気づいた。これからは、相手の理解を求める前に、自身の言葉の表現や伝え方を見直し、相手が理解しやすいように工夫して話すようにしたい。そして、誰に対してもすてきな言葉をかけられる人を目指して、日々元気に過ごしていきたい。