第14回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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埼玉県 城北埼玉中学・高等学校 3年 小平 健人さん

意見を聞いた人:父

記事見出し

「良い失敗」革新生む 正解主義、AI時代に通じず(日本経済新聞 2023年8月7日付朝刊)

(1) 記事を選んだ理由、記事を読んで思ったこと、考えたこと

この記事を選んだ理由は、自分も同じようなことを思っているからです。自分は比較的失敗をおそれることが多く、そのためにチャンスを生かせなかったり失敗したことをずっと悔やんでしまったりしたからです。日本では大学入試が基本的に1回しかないため、より失敗を嫌う傾向になりやすいことにきづきました。また、この傾向は受験戦争が激しい東アジアの地域で多いことにきづきました。

(2) 家族や友だちの意見

父の意見は「『同調圧力と正解主義は価値創造やイノベーション創出の最大の敵』と言うように、グローバル化が進む現代社会では、教育制度もイノベーションがもとめられるのであろう。今後を担う若者がのびのびと学べ、将来に夢や希望を持てる日本になることを期待したい」です。

(3) 話し合った後の意見や提案・提言

日本の今のシステムでは「大学受験がゴール」という意識が強く、その大学受験は一発勝負となっていて小さい頃から「失敗はゆるされない」という教育がされています。その結果日本ではこのような失敗を恐れる人が多いのです。その結果日本では投資をする人や起業する人が少ないと言われています。起業する人が少なければ次の世代への先行きが悪く、投資する人が少なければ社会の中でお金が回りません。結局社会には悪い影響が大きいです。なので僕はもっと学校で挑戦をする教育をすべきだと思います。たとえば、授業の成績のつけ方を発言回数によってつける方法です。生徒にとりあえず発言することを推奨して、その質問の正誤に関係なく発言すれば点数がもらえるとすると生徒は積極的に発言して、「失敗はゆるされる」という意識をもっと生徒に根づけられると思います。その結果失敗をすることを悲観的に思うような人がより少なくなると思います。