第13回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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佐賀県 嬉野市立久間小学校 5年 上野 彩華さん

意見を聞いた人:母

記事見出し

決意の長髪40センチ、栗山さん〝断髪〟(子ども佐賀新聞 週刊ぺーぱくん 2022年4月10日付)

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

わたしは、テレビや本などでがん患者さんに髪を贈る取り組みがあることを知っていた。しかし、ヘアドネーションという言葉や活動の内容をよく知らなかったが、その活動を実さいにした友達もいて、この記事に興味がわき、この記事を選んだ。男の子がこの活動に取り組んだことを知り、性別によってへん見を持つのはおかしいと感じた。ウィッグによって、明るく前向きに治りょうに取り組める人が世の中にもっと増えると良いなと思った。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

母はこの言葉を見て、「初対面のお友達に女の子みたいと言われても、この活動を続けたんだね。すごいね。きっと、この活動を強い意志を持ってしていたんだろうね。以前は、病気で脱毛になった人は、頭にバンダナをまいたり、ぼうしをかぶる人もいたよ。ヘアドネーションの取り組みが広まると良いね」と話した。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

銀河君の髪を見て、「女の子みたい」と言われた言葉がとても気になった。女の子、男の子どちらも人間には同じように髪は生える。髪の長さで、男の子らしさ、女の子らしさは決まらないと思う。ヘアドネーションにも、男女の区別は必要ないと思う。このようなへん見にも思える言葉が出てきたのは、ヘアドネーションの取り組みが多くの人に知られていないからだと思った。もっと、この取り組みが広まるように、男女どちらもが参加できることを伝え、その活動を伝えていくことが必要だと思う。買い物をしている時、妊婦さんがマタニティーマークをかばんに付けているのを見た。それと同じように、ヘアドネーションの取り組みをしている人がマークを付けるようにすれば、取り組みも広まり、男女のへん見も少しは減るのかもしれないと考えた。ヘアドネーションの活動について、自分の周りの人にこのような取り組みがあることを伝え、少しずつでも広めていきたい。