第13回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

  1. NIEトップ
  2. NIE月間・いっしょに読もう!新聞コンクール
  3. 第13回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

熊本県 熊本県立大津高等学校 2年 寄川 真梨花さん

意見を聞いた人:母

記事見出し

「あなたの母になれてよかった」 脳性まひの娘と生きた53年(熊本日日新聞 2022年8月17日付朝刊))

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

私がこの記事を選んだ理由は、大きな文字で書かれていた「あなたの母になれてよかった」という文が一番最初に目にはいってきていい言葉だなと思ったからです。この記事を読んで私は心に残った文がありました。それは娘さんが書いた曲の歌詞です。「今いちばんほしいもの/それは『ことば』/わたしの心をわかってほしいから/みんなに『ありがとう!』を言いたいから」という歌詞です。ありがとうや自分の気持ちが伝えられることを大切にしていこうと思いました。 

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

「子が親を、親が子を殺す時代になって親が子を慈しむというあたり前の感情を写真の笑顔から気づかされました。それは親子に限ったことではないけれど、この世の中の最小単位である家族、親子そういうものから愛情や思いやりをもっていかなければ社会には思いやりや愛情が広がっていかないのではないかと思った」と言っていました。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

私はお母さんの意見を聞いて最初自分で読んだ時には考えなかったことがあり「なるほどな」と思いました。今の世の中では、命をかるく見ている人が多いと思います。この親子のようにお互いのことを慈しむというのがあたり前になっていけばお母さんが言っていたようにこの世の中でおこっている悲しくて、暗いニュースは減っていくのではないかなと思いました。慈しむことができる人、できない人、世の中にはさまざまな人がいると思いますが、まず自分があることに感謝することで少しは人のことを思いやる気持ちができるのではないかなと思いました。命があるというのは忘れがちだけど、どの命も誰かにとってとても大事なもので、限りある命の中で少しでも多くの思いやりのある時間を過ごすことができたらいいなと思いました。