第13回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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愛知県 愛知県立天白高等学校 1年 横井 ゆずさん

意見を聞いた人:知人

記事見出し

まず知って 障害児が広告モデル(中日新聞 2022年6月5日付朝刊)

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

ある障害者の方のYouTubeを見て、どう障害のある方と関わっていけばいいのだろうと思っていたときにこの記事がヒントをくれたから、この記事を選びました。障害児が広告モデルとなる事業を立ち上げた方が「見て、知ってもらうことが認め合う前提となる」と言っていて、共感しあうのではなく、知って認めるという考え方がすごくすてきだと思いました。無知で誰かを傷つけないために、自分から知りにいく姿勢を大切にしたいです。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

「私は、この記事のタイトルをみて、障害児を広告に?といぶかしんだのですが、内容を読んで、自分の理解が足りなかったことに気づかされました。確かに、障害者も‟ふつう”に暮らす人であり、そういった方がふつうにドラマやCMのなかで活躍することが、ほんとうの意味の‟ふつう”な社会になるのだと思いますね」

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

塾長の意見を聞いて、‟ふつう”ってなんだろうと考えました。一般的に‟ふつう”と言われることは多数派のことが多いですが、多数派=普通という考え方は違うなと思います。世の中にはいろいろな人がいて、いろいろな考え方があるというのが私の思う‟ふつう”です。障害のある方への接し方に関しても、心配をしすぎて全部やってしまうという行動、その優しさが相手を傷つけてしまうこともあるのではないかと思いました。‟ふつう”に接するためには、一つ一つの障害について深く知り、関わり方を身につけることが大切だと思います。相手にとって助けが必要な時に手を差し伸べられるように、これからも自分から知りにいくということを大切にしていきたいです。また、共感するのではなく認めることは障害者に対してだけでなく、全ての人に対していえることだと思うので、その考え方も大切にしていきたいです。