第13回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

  1. NIEトップ
  2. NIE月間・いっしょに読もう!新聞コンクール
  3. 第13回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

宮城県 尚絅学院高等学校 3年 岩澤 麗流夏さん

意見を聞いた人:祖母

記事見出し

虐待や孤独死 地域で防ごう(河北新報 2022年6月19日付朝刊)

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

新聞を何気なく読んでいてふと目にとまったのが「孤独死」という3文字でした。その3文字からさらに進むと「虐待や孤独死、地域で防ごう」という見出しがあり、私は過去に一時保護を経験したことからこのような言葉に敏感なこともあり地域で防ぐとはどういうことかと疑問に思いこの記事を選びました。この記事を読んで初めて仙台で交流イベントがあることを知りそのようなイベントがあることをもっと広めていくべきだと思いました。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

祖母は「私もこのようなイベントがあることは初めて知った。同僚や友達にも教えてあげたい」と言っていました。祖母は一人暮らしなので休日などに開催されれば行ってみたいし、そこで情報を得られることはとても実用的でありがたいと考えているようでした。コロナ禍で人との交流が減ったこともあり需要が高まりそうと言ってました。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

私は一時保護を受けたのが高校2年生の時でしたが、その時に情報の重要性を感じました。いまだに児相とは面談を重ねていますが、18歳までと決められていて長くて年度末までです。今後また何かしらの事件が起こった時に情報を得られる場所としてそのようなイベントがあると不安が払拭(ふっしょく)されます。市役所などもありますが少し行きにくさを感じるので、気軽に参加できることに魅力を感じました。また、このイベントで自分と同じような境遇の人と出会うことができたら普段出会えない貴重なつながりになると思います。さらに、現代ではほとんどの情報がネットに転がっていますが、スマホが難しいという高齢の方でも足を運ぶことができれば簡単に情報が手に入るという点もとても良いと思います。校内での開催や新聞、SNSなどさまざまなツールで広い世代に積極的に広めていくことで地域のコミュニティーも深まり、地域の活性化にもつながると思いました。