第12回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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(東京都)青山学院初等部 6年 江口 悠太(えぐち ゆうた)さん
意見を聞いた人:友人
記事見出し
ヤングケアラー 中高生の約20人に1人(朝日小学生新聞2021年6月3日付)
(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください
あるドラマでヤングケアラーについて取り上げられていて、そこで初めて知った。新聞でも見出しに出て来ることもあり、もっと深く知りたくなってこの記事にした。僕は、ヤングケアラーに気付くのは難しいと思う。なぜなら、学校では友人や先生にも普通に振る舞っていると思ったからだ。だから、少しの変化にも気付くのが大事だと思う。また、ヤングケアラーが気軽に話せるような環境や協会が増えるとよいと考えている。
(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください
友人はヤングケアラーの子を見つけてあげるのも大切だが、その子を助ける施設や協会を作った方が良いと言っていた。他の友人は、以前、自らヤングケアラーだと言うのが嫌だということをテレビでやっているのを見て、ヤングケアラーの人が自分からヤングケアラーだと言えるような環境を作った方がよいと思うそうだ。
(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください
ヤングケアラーが少しでも楽になるために、学校などで気軽に話せるような環境を作ること、相談できる協会やアプリができること、そして支援をして彼らの手助けやケアをすることを提案する。まず身の回りの人が気付くことにより早期発見ができて、いち早く支援につなげることができる。アプリができると、対面だけではなく、SNSなどオンラインで相談ができる。例えば、ヤングケアラー専門のアプリから、いつでも、自分の食事も家の近くで無料提供してくれる場所が分かるものがあるとよいと思う。これにより問題視されているフードロスにも役立つ。似たような状況の英国では定期的に調査があり、生活の質が下がらないようにしている。また、彼らの気持ちのケアやサービスが充実している。介護団体も増え、次々と支援策が出され、うまくいっている。世の中全体で協力して取り組み、僕の提案が実現すると、ヤングケアラーが相談しやすくなり少しでも楽になると考えている。