第12回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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東京都国分寺市立第五小学校 4年 佐藤 一花(さとう いちか)さん

意見を聞いた人:母

記事見出し

エスカレーター歩かないで(毎日新聞2021年5月5日付朝刊)

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

この記事を選んだ理由は、私もよく利用するエスカレーターの記事だったからです。私は東京に住んでいるので、小さなころからエスカレーターの右側は急ぐ人のために空けるのがマナーだと思っていました。しかし、左手が不自由な人は右側に立たざるを得なかったり、高齢者にとって横をすり抜けられることに恐怖感があることを知り、考えさせられました。どんな人にも安全で安心して暮らせる社会を目指すことが大切だと思いました。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

母は理学療法士です。同じ理学療法士の方の意見に賛同していました。障害者や高齢者らが不安や恐怖を感じることなくエスカレーターを利用できるよう、どんな風にも対応できる人々のほうが行動を合わせてあげてほしいと言っていました。規則だからということではなく、思いやりの心が大切だと考えているそうです。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

駅のエスカレーターを使っていて、急いでいる大人の人に舌打ちをされたことがあります。障害者や高齢者だけではなく、赤ちゃんや小さな子をつれているお母さんにとっても、エスカレーターのマナーアップは良いことなのではないかと考えました。一方で、こんなことルールにしなくても、相手に思いやりを持ち、ゆずり合うことはできないのかとも思いました。「すみませんが通してください」とか「ゆずってくれてありがとうございます」などのあいさつができれば解決する話だと思うのです。今回この記事を通して、私はエスカレーターを利用する時、自分以外の周囲の人たちにも気を配っていこうと思いました。困っている人はいないかな、不安に思っている人はいないかなと、気をつけて見ていこうかと思います。まずは自分が、エスカレーターを歩かないで利用するようにします。そして家族や友達にも、エスカレーターでは立ち止まるように伝えていきたいです。