第11回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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愛媛県大洲市立大洲小学校 5年 児玉 凜子(こだま・りんこ)さん

意見を聞いた人:父・母

記事見出し

宇宙へ届け 愛媛の干物(愛媛新聞2020年6月12日付朝刊)

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

私は宇宙に興味があり、この記事を選びました。ISSで食べるアジの干物の味を想像してワクワクしました。しかもきっかけを作ったのが高校生の取材とは。マンガのようでドキドキします。岸本さんの夢がバトンのようにパスされてつながっていきました。また、79歳の岸本さんの「研究が面白くて寝るのがもったいない」という言葉に、目が丸くなるくらいおどろきました。研究をすることも夢を見ることも年れいは関係ないと感じました。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

「田舎でも世界に通用するものを作っているというニュースは元気になる。しかも79歳の挑戦。私も負けてられない。この写真の笑顔が本当に素敵」と40代の母が言いました。また、父の「高校生の提案を真剣にやってみようという姿勢がいいよね」の言葉を聞いて岸本さんに会って、話をしてみたくなりました。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

私は油井飛行士の愛媛でのミッション報告会に参加したことがあります。そのとき、ISSにこうのとりで運ばれた愛媛ミカンの話を聞きました。他国の飛行士に喜んでもらったと聞いて、自分のことのようにうれしかったことを思い出しました。宇宙だってどこだっておいしい食べ物は心をほっこりさせてくれます。愛媛にはおいしいものがたくさんあります。小さい町でもがんばっていいものを作っていることを、もっといろいろな人に知ってもらいたいです。また、衛生面や栄養面、常温で1年半以上保存可などの工夫がされているので、災害時にも利用することができます。そして、場所や年れいを理由に夢をあきらめそうな人には、「声をあげ続けると、バトンをつないでくれる人が現れて、夢がかなうこともある」と伝えたいです。愛媛の干物が宇宙へ旅立つ日を楽しみに待ちたいです。そのときこそ取材させてもらって「えひめこども新聞」を作りたいと思います。